ゆずの調理
5年生の総合的な学習のテーマは,「曽於市の魅力を発信しよう」です。
曽於市の魅力を知る学習 第3弾として,ゆずの調理をすることになりました。(第1弾は黒牛,第2弾はお茶です。)
先週水曜日にゆず収穫体験をしています。
この大量のゆずの皮むきをされているのは・・・・
地域の3名の方々です。普段は学校清掃ボランティアとしてお手伝いいただいています。
県民週間期間の11月1日には,1年生に昔遊びを教えてくださいました。
今年は地域の方々とも交流をたくさんしています。
作業の様子を,子どもたちも興味津々で見ています。今日は,「柚子胡椒」と「柚子ジャム」を作るそうです。
教えてくださるのは,kさんです。kさんは長い間,お店や道の駅に商品を出されていたそうです。
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皮と一味唐辛子,塩を入れます。
フードプロセッサーで少し混ぜた後,ゆずの絞り汁を加えて再び混ぜます。
出来上がりました。
「わたし,柚子胡椒好き!!」と,1年のMさん。たくさんできて,大喜びです。
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次は,柚子ジャム作りです。
5年生が実を切ります。
1年生は,種を取り除いていきます。柑橘類だけあって,続けていると,手がひりひりしてきます。それでも,みんなで頑張って取り除いていきました。
それをまた混ぜます。
柔らかくした実を砂糖を加えて煮ていきます。
さらさらしていたものが,あくを取りながら煮詰めていくと
ジャムになります。
実は,合計4㎏も使いました。それだけ皮をむくのも作業をするのも大変でしたが,たくさんのおいしいジャムができました。
早速試食です。クラッカーにつけて食べます。
「すっぱい!!けど,おいしい!!!!」出来上がったばかりのジャムは,まだ酸味も残りますが,3か月ほど寝かせるとちょうどよくなるようです。
お店のように,袋詰めもしました。
最後に残った種ですが・・・
焼酎に1年ほど漬けておくと,化粧水として使えるのだそうです。捨てるところは一つもない。先人の知恵に驚かされます。
お礼の言葉で,Rさんが「もっと曽於市のことを好きになりました。」といっていました。
身近なところに宝がたくさん眠っています。
これからも,みんなで曽於市の魅力や地域の宝をたくさん見つけていきましょう。
4名の方々,ありがとうございました。
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