しえな号に会いました
しえな号に会いに行ってきました。
しえな号は,昨年10月に行われた和牛能力共進会で日本一に輝いた曽於高校の牛です。
今年の総合的な学習のテーマは,「曽於市の魅力を発信しよう」です。
その一環で,日本一の牛と育てている人を取材しようということで,曽於高校実習農場に行ってきました。
広い広い実習農場の見学をさせていただきました。
しえながいました!!
思ったよりも痩せている・・・?!のは,赤ちゃん(オス)を産んで,授乳中だからだそうです。
人間も牛も命がけで産んで育てるのですね。
毛がきれいになっていないのは,冬毛から生え変わる時期だからだそうです。コンテストの前には乾燥わかめをえさに混ぜて黒い毛並みをきれいに見せるそうです。隠れた工夫と努力をしているからこそ,日本一になれるのですね。
牛を見ているうちに,触りたくなってきました。そっと,手を出します。
子牛の代表に決まっている「ゆうな」を特別に触らせてもらいました。
「あったかい・・・・」
そうつぶやいた子が多かったです。"命"を感じたのですね。
肥育をしている小屋にも行きました。
一番大きな牛で800㎏ほどのようですが,とっても人懐っこくて,子どもたちに触ってほしいオーラをたくさん出していました。
えさをあげたり
触ったりして,すっかり仲良しです。
昨日の夜に生まれたばかりの赤ちゃんも見ました。
お母さんからは,まだ胎盤や羊膜が外れていませんでした。
小屋から出るときに「ばいばーい」と言っている子どもたちを見て,とても感動しました。
短時間で心が通じ合ったのでしょうか。
貴重な経験をさせていただきました。
帰りのバスの中では,自分の撮った写真を友達と見せ合いっこしていました。
数年後に自分の名前の牛を育てる子どもが出てくるかもしれませんね。
楽しみになりました。
見学させていただき,ありがとうございました。
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