国語の教科書がミュージカルに!
今日の2,3校時は岩南っ子が楽しみにしていた文化芸術による子ども育成総合事業(芸術家の派遣事業)が行われました。
内容は,国語の教科書「大きなかぶ」をその場でミュージカルにするワークショップです。
1校時には,体育館からリハーサルの音が聞こえ,子どもたちはソワソワ・・・
楽しみな様子が伝わってきます。
講師は,演出とピアノ担当のたろうさん,フルートとピアノ担当のみほさん,ギターとダンス担当のくぅちゃん。子どもたちとの顔合わせで,さっそく心をつかみます。
まずはシナリオ?国語の教科書を音読していきます。
1年生のSくんもしっかり読みました。
全員で確認します。
お客さんに伝えるために大切なこととして,声の大きさについてのお話がありました。
声だけで「大きい」「小さい」「甘い」「苦い」などを表現する練習もありました。
相手に伝えるために,いろいろな工夫があることがわかります。
まずは歌の練習から。
思っていたよりも難しいかな・・・と思ったのですが,楽しい雰囲気に引き込まれ,歌えるようになっていきました。
そして,キャスティング。ナレーターやおじいさん,おばあさんなどの役割を決めていきます。
ナレーターは,まさかのダッシュで決まりました。
太郎さん曰く,「チャンスはいつ来るかわからないよ。」納得です。
配役は立候補や推薦で決定!
前半はここまでで,いったん休憩です。
休み時間には,フルートを触らせてもらったり,
ギターを触らせてもらったりしていました。
K君が弾いていた「紅蓮華」に,突然みほさんがフルートで合わせてくれました。
体育館は大盛り上がりでした!
後半はパート練習!
太郎さんに教えてもらいながら,お客さんに伝わるような動きを作っていきます。
みるみるうちに,動きがよくなっていきます。
こちらはダンスパート練習。
「ダンスは苦手・・・」という子が多かったのですが,くぅちゃんが楽しい雰囲気で教えてくれます。
動きがどんどんそろっていきます。
みほさんのピアノに合わせて,上手に踊れるようになってきました。
いよいよ本番スタート!
みんなでかぶを引っぱる様子がうまく表現できています。
抜けました!
最後はみんなで合わせてジャンプ!
短い練習時間でここまでのミュージカルができあがることに驚きました。
何より,子どもたちがとても楽しそうに表現していました。
表現することの面白さを味わう,貴重な時間となりました。
講師のたろうさん,みほさん,くうちゃん,そしてかごしま子ども芸術センターの皆さん,ありがとうございました。
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